ボクシングの前WBC世界スーパーフェザー級王者で同級1位三浦隆司(32=帝拳)が、新スタイルで再び王座を目指す。

 同級2位ミゲール・ローマン(31=メキシコ)との挑戦者決定戦(28日、米国)を控えた6日、都内のジムで練習。「前は一直線でじわじわ。今回は左右に動けるように変えている」と取り組みを説明した。「ボンバーレフト」の異名を持つ豪打が武器だが、「いろいろなパンチを打てるように」と前後左右への足さばき習得が狙い。今月末の試合に勝てば、一昨年ベルトを奪われたバルガスとの再戦の可能性もある。