風香(25=フリー)が長与千種の後継者に挑む。27日、プロデュース興行「風香祭12」(12月23日、新木場1st

 RING)の対戦カードを発表。風香はメーンで里村明衣子(30=仙台女子)と初対戦する。里村はGAEA(解散)の1期生で長与から後継者に指名された選手。06年7月に仙台女子を旗揚げした団体を背負うトップレスラーだ。現在は椎間板ヘルニアで長期欠場中だが、12月20日の日向あずみ戦で復帰。風香は復帰第2戦の相手となる。風香は「初めて試合を見たときに、そんなに体が大きいわけじゃないのにすごくオーラがあって大きく感じました。雲の上の存在だと思っていた人なのでどんな試合になるか、全然想像できないです。不安だけど、自分のお祭りでみっともないところを見られたくないから、勝機を生み出せるように研究して臨みます」と意気込みを語った。

 同大会が新木場1st

 RINGで開催する最後の「風香祭」となる。デビューした団体JDスターの道場で、寮として住んでいたこともある思い入れのある会場だ。「私を育ててくれた会場なので、寂しさもある。恩返しができる戦いをしたいと思います」と話した。