<ゼロワン:東京大会>◇27日◇新宿FACE

 NWAインターコンチネンタルタッグ選手権が行われ、太谷晋二郎、曙の挑戦者組が日高郁人、沢宗紀の王者組を撃破し、第24代同王者となった。曙は沢にイス攻撃を受けて一時は動きが鈍くなるシーンもあったが、終盤に王者組を同時にのど輪落としでマットにたたきつけ、大ダメージを与えるなど巨体を生かした技で圧倒。最後はパートナーの大谷が日高を捕獲し、22分18秒、スパイラルボムからの片エビ固めでフォール勝ちをおさめた。

 曙にとって昨年9月のアジアタッグ王座(全日本プロレス)同10月のオープン・ザ・トライアングルゲート王座(ドラゴンゲート)に続く、3つめのタイトル奪取。曙は「3冠王者や~。大谷さんとベルトがとれてうれしい」と満面の笑み。大谷も「横綱・曙と取れて誇りに思う。このベルトを大切に手放さないようにしたい。今の時代に必要なのは熱さと感動だよ」と口にしていた。