大阪初の地域密着女子プロレス団体「OSAKA女子」が21日、大阪・世界館で旗揚げする。15日、現場監督のGAMI(41=WAVE)がデビュー第1号選手の下野佐和子(21)を伴って、東京・築地の日刊スポーツ新聞社を訪れた。「男子は地域密着団体が多いが、女子はあまりない。『まだあったんだ?』と言われる女子プロレスの存在を発信していきたい」というGAMIは「基礎がしっかりしている」と下野を高く評価している。コーチはFMWでバッドナース中村として活躍していた中村理恵さんが務めている。「最近では珍しいくらい厳しい練習をしてくれている」とGAMIの信頼も厚い。3人いた練習生も下野だけになってしまったが、旗揚げでは「若い選手が頑張らないと未来がない」とデビュー戦の下野とデビュー2年目の花月(17=仙台女子)のシングル戦をメーンに抜擢した。下野が同団体の方向性を示す戦いができるか注目される。他には大阪プロレスからポリスウ~メンが移籍、マスクウーマン弁天娘。がデビューするほか、大阪出身の選手が多数参戦する。