元WBA世界フライ級王者坂田健史(協栄)が17日、恒例のハワイキャンプを終えて帰国した。成田空港に真っ黒に日焼けした姿で登場した坂田は「いい練習ができました」と笑顔を見せた。現地では1日合計24キロを10日間の計240キロを走ったほか、計50キロのウオーキングも敢行して足腰強化に努めた。「走り込みのみをしてきました。しっかり鍛えられたと思います」と手応えを口にした。9月25日の開催で濃厚といわれる同級王者亀田大毅(亀田)との世界戦に向け、今後は国内で調整する。坂田は「あとはジムワークで細かい動きをチェックしながら、実戦練習で仕上げていきます」と語った。