<新日本:G1クライマックス>◇4日目◇10日◇横浜文化体育館◇観衆4900人

 棚橋弘至(33)が、3年ぶりの優勝へ波に乗ってきた。無傷の2連勝だった中西学(43)に、ハイフライフロー2連発からの片エビ固めで完勝。2勝1敗1分けの勝ち点5で、内藤哲也(28)と並ぶAブロック首位に立った。試合後は、今大会初めて「愛してま~す」のコールも飛び出し、ファンを歓喜の渦に巻き込んだ。「最近、恥ずかしくて言えないんだけど(笑い)。まあ、それもプロレスに集中しているってことかな」とご機嫌だった。