プロレスリング・ノアのKENTAが18日、都内のノア事務所でGHCジュニア王座挑戦を見据えたシングル2連戦に向けての会見を行った。団体創立10周年興行第3弾となる22日の有明コロシアム大会で青木篤志、28日の後楽園ホール大会では、戦列復帰する鈴木鼓太郎とシングルで対戦する。まず青木との対戦についてKENTAは「オレとは考え方が違うし、話が長い。早くさっさと試合を終わらせて、彼のコメントの時間を長くしてあげますよ」と自信満々。また昨年12月23日に左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂および内側側副靱帯損傷を負い、長期離脱していた鈴木の復帰戦の相手を務めることについてもクールな反応。KENTAは「オレは当然、足を攻める。ガツガツいきたい」と容赦なく弱点を突く姿勢を示した。

 2人を倒せば、現GHCジュニア王者金丸義信への挑戦もみえてくる。KENTAは金丸が肉体改造に取り組んでいることを皮肉り「王者は肉体改造で忙しいみたいなので、オレがノアを盛り上げます。王者にはササミでも食っていてもらえばいい。オレはそこ(GHCジュニア王座挑戦)にたどり着きたいので」と不敵な笑みを浮かべていた。