<新日本:東京大会>◇11日◇東京・両国国技館◇8800人

 後藤洋央紀が、同期の中邑真輔に2連勝した。今年8月のG1クライマックスで勝利して以来のシングル激突。序盤は中邑のひざ攻撃に苦悶(くもん)の表情を浮かべるなど劣勢だったが、強烈な頭突き、後頭部へのラリアットで形勢逆転。最後は強引に敵を持ち上げ、昇天・改でマットにたたきつけ、フォール勝ちを奪った。

 後藤は「あいつ(中邑)とやると、いつもと違う試合というか、雰囲気や気持ちの高ぶる部分がある。もうベルトしかないっしょ」とIWGP挑戦を目標に掲げていた。