<プロボクシング:WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦>◇23日◇大阪府立体育会館◇観衆5000人<ラウンドVTR>○王者・ウーゴ・カサレス(32=メキシコ)判定3-0×同級6位・久高寛之(25=仲里ATSUMI)<1回>久高が左ジャブを中心に前に出る。何度か右ボディを決めるなど手数はリード。<2回>カサレスが、重い右ジャブから左ストレートのコンビで攻める。久高は、カウンター気味にフックを繰り出すが、大振りでヒットせず。終了間際には両者が激しく打ち合う。<3回>2分過ぎに久高が右の目尻をカットし、やや出血が見られる。ともにジャブからストレートのコンビネーションで攻めるが、ディフェンスが固く、連続攻撃に至らず。<4回>カサレスが前に出ながらのジャブで圧力をかける。久高は右ボディを中心に反撃。残り30秒で、久高が右フックをカウンター気味にヒット、パンチの連打を見せ、やや優勢で終了。<5回>手数ではカサレスが上回る。カウンター狙いの久高は、時折不敵な笑みを見せながら、冷静に対応。またも終盤間際に連続攻撃でカサレスをコーナーに追い詰めた。<6回>この回もカサレスが前に出る。やや振りが大きく、有効打にはならず。久高は右ボディ中心の攻め。6回を終了し、差はない。<7回>カサレスがボディを狙いながら、前に出る。久高の足が止まり、カサレスの大振りの左フックが当たり始めた。3回にカットした久高の右目尻の腫れが目立ってきた。<8回>カサレスのプレッシャーの前に久高はバックステップで後退するシーンが目立ち、目尻からの出血が激しくなった。カサレスのペースかと思われたが、残り25秒で久高の強烈な右ストレートがヒット。一気にロープ際に追い詰めたが、無念のゴング。<9回>ややカサレスに疲れと8回のダメージが見られる。1分過ぎには、久高の右が連続ヒット。最後も久高の右ボディがヒットした。<10回>序盤から両者が激しく打ち合う。久高の右に、カサレスは左を合わせ、相打ちが目立つ。残り1分を過ぎて、ショートレンジで激しく打ち合うが、ともに決定打は奪えず。両者に大きな差はなく、終盤の2回が勝負となった。<11回>カサレスが再び、前に出る。やや遠い間合いからの左ジャブ、右ロングフックで攻め続ける。久高はカウンターを狙うが、カサレスのパンチが久高の顔面にヒットするシーンが目立った。この回は、カサレスが手数で圧倒した。<12回>開始直後から激しく打ち合う。久高も必死にジャブの連打で前に出るが、カサレスも左右のフックを振り回すように打ち続けた。最後まで互いに打ち合ったが、ともに決定打は奪えずにゴング。3-0(116-112、117-111、117-111)の判定で手数に勝ったカサレスが、3度目の防衛に成功した。


