永田裕志(43=新日本)がデビュー20周年で、初の金網デスマッチに挑戦することが5日、発表された。20日の全日本の両国大会で、河野真幸(31)と対戦する。4日の全日本・後楽園大会ではリバースナガタロック3でフォールを奪ったが、丸め込みでの決着に河野が再戦要求。セコンドが介入できない金網の中で、KO、ギブアップのみの完全決着ルールで戦うことになった。

 4月には44歳になる永田だが、金網は初体験。河野は総合格闘技で1試合経験している。永田は「ルールを変えたら勝てるというものではない。河野は分かってない。いろいろなことをやったけど、もうすぐ44歳になるのに経験してないものがあるなんて。想像がつかないけど、どんなものか期待感がある。いい意味で気持ちを若く保てる」。この日、都内で会見した河野は「昨日、3カウント取られたのがプロレスだと分かっている。だけど、最後はどちらかが立てなくなるまでやりたい」。永田については「あの年齢で、あのコンディション。踏みつぶしがいがある」と話した。