IGFのアントニオ猪木会長(69)は25日、パキスタン遠征について発表した。今月30日に出発して、来月7日に帰国予定。パキスタン政府との共催で、来月5日にペシャワールの屋外競技場で3万人規模の大会を行う。猪木会長は「ラホールとイスラマバードでも、大会をやってほしいと言われているが調整中。世界平和が私のテーマ、試合をすることでテロ廃絶を訴える。猪木流の闘魂外交を知って欲しい」と話した。

 また、大みそかの東京・両国国技館大会は、ロンドン五輪レスリンググレコローマン96キロ級代表の斎川哲克(26=両毛ヤクルト販売)について「アマレスルールで戦うのは、いいんじゃないか。その後は新日本でやっていた闘魂クラブのような組織で、リオ五輪でメダル獲得を目指してもらう」と話した。