新日本の1・4東京ドーム大会で2度目のIWGP王座ヘビー級王座戴冠を狙うオカダ・カズチカ(25)が26日、強力な助っ人を獲得した。都内で、熱烈なプロレスファンとして知られるAKB48の小森美果(18)に直談判して「俺が棚橋弘至からIWGP王座を奪うのを見に来い。プロレスの歴史が変わる瞬間を見せてやる」と口説いた。

 小さいころから父親の影響で天山広吉やWWEのトリプルHのファンだったという小森は、今年も東京ドーム大会に登場。6月のAKB総選挙では、永田裕志やオカダの対戦相手の棚橋が応援して「こもりん」の愛称で新日本全体のマスコットガール的な存在だった。

 「皆さんを応援します」と全方位外交だった小森も、オカダの強引なラブコールに応えて“オカダ推し”に転向。「オカダ選手はクールな試合運びが魅力的ですね。ドロップキックひとつとっても、きれいに決まってオーラを感じます。AKB48も来年は変わります」と自らの飛躍も宣言。オカダにはマネジャー役の外道がセコンドにつくが、“レベルの違う”応援団を得て、さらに王座に近づいた。

 ◆小森美果(こもり・みか)1994年(平6)7月19日、愛知県生まれ。08年冬の第4回研究生(7期生)オーディション合格。「渡り廊下走り隊7」メンバー。チームB所属。163センチ。血液型O。