<スターダム>◇14日◇後楽園ホール◇観衆910人

 ワールド・オブ・スターダム王者・高橋奈苗(35)が木村響子の挑戦を退けて7度目の防衛を果たすとともに、団体旗揚げ2周年興行を自らの手で締めくくった。

 奈苗は「木村響子のような刺激的な戦いは大好き」と話していたが、開始早々腕ひしぎ逆十字固めで右腕を破壊されるピンチ。それでも頭突き合戦からのナナラッカ、ワンセコンドEXとラッシュをかけて逆転勝ちした。

 試合後は「きつかったけど木村響子からスリーカウント奪ったから、これで文句はないと思います。何を言われても私は戦う王者としてこのベルトを守っていく」と、3年目に向けての飛躍を誓った。