4月1日から日本で承認されたWBOは26日(日本時間27日)、公式サイトでWBO世界バンタム級6位の亀田和毅(21=亀田)がニカラグアで世界挑戦するプランを報じた。

 和毅は父史郎氏(47)とともに同国入りし、WBOのフランシスコ・バルカルセル会長と一緒に記者会見に出席。現地プロモーターは和毅が同級王者パウルス・アンブンダ(ナミビア)に挑戦するマッチメークを進めており、5月末か6月には開催するプランを進めているという。和毅は「WBOのサポートがあればうれしい」とコメント。会見に同席した父史郎氏は「興毅、大毅が他団体で世界王者になったようなイメージが和毅にもある。WBOが日本で受け入れられた今、我々は歴史に残りたい」と話した。

 和毅はWBCバンタム級シルバー王座などを獲得しているが、日本や東洋太平洋王座を獲得していないため、現状では国内で世界挑戦できない立場にある。