元WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(33=ワタナベ)が6日、都内の所属ジムでプロレス団体ノアのKENTA(32)、原田大輔(27)の2人と合同ジムワークに臨んだ。
一緒にウオーミングアップした後、サンドバッグやミット打ちなどを消化。KENTAにミットを持ってもらい、軽快にワンツーを放った。逆に普段を持たないミットを装着し、KENTAと原田のヘビー級クラスのパンチを受けた。
26日に暫定王者デンカオセーン・カオウィチット(37=タイ)との同級王座決定戦を控える河野は「こういった他競技の選手との練習は初めてなので正直、ドキドキしましたし、刺激を受けました」と話した。
数年前にボクシングの練習をしていたというKENTAは「かじってる程度のと世界(王者)はレベルが違う。世界王者のパンチを体感できるのが光栄です。うちのオヤジがめちゃめちゃボクシングファンなので自慢します」と口にした。また8日のノア有明コロシアム大会でGHCジュニア王者石森太二に挑戦する原田は「カウント5までなら反則がオッケーなのでパンチを使うかも」と予告していた。