アントニオ猪木が19日、東京・代々木公園で行われる「ブラジルフェスティバル」に登場する。

 同フェスは06年から始まり、ブラジルから来日するアーティストらによるステージや飲食・物販のブース、カポエイラのワークショップなどが、19、20日の2日間展開される。また、今年から「今のブラジル」が分かるブラジル・パビリオンを新設する。

 13歳で母親、祖父、兄弟とともにブラジルへ渡り、サンパウロ市近郊の農場で少年時代を過ごした猪木。陸上競技選手として現地の大会に出場し、砲丸投げで優勝した。60年、ブラジル遠征中の力道山にスカウトされ、日本でプロレスデビュー。昨年にはブラジル親善大使にも任命された。

 登場予定は午後4時、野外音楽堂。あいさつとブラジルへの入魂セレモニーを予定している。入場無料。同フェスの公式HPは、http://www.festivalbrasil.jp/jp/。

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