再起戦となった9月16日のノンタイトル戦に勝利したボクシングの元世界2階級王者・井岡一翔(25=井岡)が14日、大阪市内のジムで4回のスパーリング練習を公開した。

 前戦の約1週間後から体を動かしていた井岡は、大みそか開催が有力な次戦に向けて軽快な動きを見せた。「なるべく早く練習を再開して、年末に向けてやっていきたかった。通常通り、できています」と順調な調整ぶりを強調した。昨年大みそかの世界戦に観戦に訪れるなど親交のあるプロ野球・阪神の西岡剛内野手は、クライマックスシリーズのファーストステージを突破し、巨人との同ファイナルステージ進出を決めた。巨人ファンの井岡だが、今回ばかりは阪神を応援するつもり。「西岡さんに勝ってほしい。お互いにいい結果を残して、みんなで一緒にいい年越しにして、喜びたい」と話した。