異例の昼夜防衛戦で、NWAインターコンチネンタルタッグ王者とGHCタッグ王座の2つの防衛に成功したノアの杉浦貴(44)が25日、都内のノア事務所で一夜明け会見を行った。

 杉浦はゼロワンの田中将斗と組んで、24日の後楽園ホールで昼はゼロワンのNWAインターコンチネンタルタッグ王座を防衛。さらに約6時間後に、ノアのGHCタッグ王座を、丸藤、ヨネ組の挑戦を退け防衛した。合計41分10秒という激戦から一夜明けた杉浦は「今朝起きたら、なかなかの疲労感。体はガタガタ。でも1つやり終えて、こういう経験が今後のビッグマッチでも冷静に対処できる自信になった」と振り返った。

 12月6日、有明コロシアムでのGHCヘビー級王者丸藤への挑戦へ向け「ノアの14年間を一緒に戦ってきた戦友。彼の変幻自在に対処できるよう、こちらも五感をとぎすませて臨みたい」と話した。