「DREAM.4」(15日、横浜アリーナ)ミドル級GP2回戦に出場する桜庭和志(38=Laughter7)が、「阪神アラフォー(40歳前後)トリオ」の活躍を勝利への発奮材料にする。13日、都内での会見で、9日のオリックス戦で活躍した阪神の下柳、金本、矢野に「僕も頑張ろうと思います」と発言。年齢からくる体力的な理由からトーナメント参戦に消極的だった男の闘志にようやく火がついた。
今年7月に39歳になる桜庭に、再び熱い闘志が戻ってきた。「シモ(下柳)さんに金本さん、矢野さん…みんなすごい。僕も頑張らなきゃって思いますね」。ミドル級GPには参戦しているが、「体力的にきつい」と消極的だった男の発言が、初めて前向きに変わった。
9日の阪神-オリックス戦が転機になった。阪神の40歳の金本が先制打を放ち、39歳の矢野が追加点をたたきだした。そして親友でもあるやはり40歳の下柳が6勝目を挙げた。若手を押しのけて活躍する自分とほぼ同世代のアラフォーの姿に、くすぶっていた闘争本能が目を覚ました。
2回戦の相手メルヴィン・マヌーフ(32=オランダ)については「あんな人とやったら殺されちゃう。あと2日あるんで(出場を)考える」とこれまで通り、独特の桜庭節を繰り広げた。だが以前のように強く拒絶することはなかった。
GPを順調に勝ち進めば、準決勝と決勝を1日で戦わなければならない。強行日程は変わらない。しかし、本気モードに切り替わった桜庭が、優勝候補の最有力であることに変わりはない。【山田大介】

