日本ボクシングコミッション(JBC)が、ゴングと体重計持参で中国・上海入りする。WBC世界フライ級王者内藤大助(34=宮田)の5度目の防衛戦が、26日に当地で開催される。初の日中対決となる世界戦だが、中国の態勢がまた整っていない。このため、今回はJBCが試合を管理、管轄する。

 ボクシングに欠かせない2つの必需品は、日本から持っていく。昨年11月の成都でのWBC総会で、初めて世界戦も実施された。その時にゴングの代わりに鳴らされたのは、なんと「銅鑼(どら)」だった。中国ならではだが、試合中しばらく音色が館内に響いていたという。

 もう1つは計量器。精密さが肝心で、国内では政府検定済みの、昔ながらの台秤か竿秤を使用が規定。現地でどんな物が用意されているか分からず、念のためにデジタル体重計を持参する。安河内事務局長は「行ってみないと分からない面も多い。万全の準備はしていきたい」と話す。

 現地へは9人が赴く。タイムキーパー、進行、レフェリー、ジャッジ、リングアナにリングドクターも。TBS系列で中継することもあり、すべて日本形式で認定証贈呈なども行われる。