WBC世界スーパーバンタム級王者西岡利晃(32=帝拳)が、あと5年現役を続けると宣言した。10月に東京で予定する3度目の防衛戦へ向け、1日に都内のジムでジムワークを開始した。5月のメキシコでの2度目の防衛戦は3回逆転KOで日本人として24年ぶり2人目の海外防衛。1カ月のリフレッシュを終え、さらなる進化への自信がみなぎっていた。

 「あと5年はできる」。西岡は力強く言い切った。25日には33歳となる。国内では原則37歳が定年で、その後の現役続行は王者らに限定される。しかし、「王座について1戦ごとに体力がついて、練習量も自然と増えている」と話す。葛西トレーナーも「毎回伸びていて今回も楽しみ」と言うほど。5度の世界挑戦と王座までの道のりは長かった。その壁を乗り越え、自信となり、結果も表れている。

 2月に晴れて挙式に続き、美帆夫人2人きりでハワイへ新婚旅行。長女小姫ちゃんとは沖縄へ家族旅行へも。たっぷりと蓄えたエネルギーで、次も「強い相手」を希望する。「今の目標はラスベガスでのビッグマッチ。それがアピールできる試合を」とも話す。「前回の左ストレートは現時点でのベストパンチ。もっと素晴らしいKOを見せます」と約束した。【河合香】