格闘家ボブ・サップ(34=米国)が8日、9日のIGF有明大会(有明コロシアム)を前に都内の九重部屋で、出げいこを行った。最近は総合で2連敗中。IGFのアントニオ猪木会長から「最近は破壊力が足りない」と指摘され、武者修行を指示された。元アメフト選手らしく、ぶつかりげいこでは持ち前のパワーを見せて、三段目千代の花を押し出していた。リングではなく土俵の上で復活の手応えをつかみ「ここにきて何かが目覚めた。相撲から学ぶことがあった。明日(9日)の試合で成果を出す」と息巻いた。試合では高山善広と組み、小川直也、バーネット組と戦う。