内藤、“現役続行”します!
去就が注目されるプロボクシング内藤大助(35=宮田)のテレビCMが継続されることが2日、分かった。11月29日の亀田興毅(23=亀田)戦で、WBC世界フライ級王者から陥落。チャンピオンの肩書こそなくなったが、CM起用しているわかさいも本舗(本社・洞爺湖町)では、第2弾を12日からテレビ放映する。豊浦町が生んだ英雄の栄光は決して色あせることはないと、引き続きバックアップしていく。
わかさいも本舗が、ひとあし先に内藤の“現役続行”を決めた。イメージキャラクターに起用する同社では、12日からテレビCM第2弾の放送を開始する。同社企画室の若狭健司室長(36)は「王者だからというより、人間内藤大助を応援してきましたから。去就とかとは関係なく、CMは続行しますよ」と話した。
北海道限定とはいえ、再びお茶の間に内藤の勇姿が登場する。すでに10月に撮影が終了。第1弾と同じように「わかさいも」と「北海道じゃがッキー」の人気2商品を宣伝するもので、2パターンずつの4パターンが作られた。前作同様、内藤のほのぼのとしたキャラクターを前面に押し出したストーリーに仕上がっている。
『わかさいも編』では「人生いろいろあるけど、わかさいもを食べるとホッとする。今日も頑張ろう」と内藤の今の境遇にマッチしたようなセリフが飛び出す。『北海道じゃがッキー編』でも「これ人気出てきたでしょう。オレよりも?
それはそれで…」と話すなど、ちゃめっ気たっぷりの内容に仕上がっている。若狭室長は「わかさいもの中に昆布が入っていることを知らず、驚いていることをそのままCMにしたりと、内藤選手らしさが出ているものになりました」と自信をみせた。
同社ではこれまで有名人をCMに起用してこなかったが、内藤の人柄とボクシングに打ち込む姿勢に感銘を受け起用を決めた経緯がある。11月29日の亀田戦は北海道(札幌地区)の平均視聴率が50・6%と、驚異の数字をたたき出した。宣伝効果は絶大だけに、第2弾も注目を浴びるのは確実だ。道民に夢と希望を与え続けた内藤の輝きは、王者という肩書を失っても、決してうせることはない。【松末守司】


