K-1甲子園初代王者の弟が圧倒的強さで全国切符をつかんだ。25日、神奈川県内で行われたK-1甲子園東日本地区予選で、初代王者・雄大の弟である晴山翔栄(松栄学園1年)がAブロックで優勝した。4戦中3試合で1本勝ちと、1年生ながら他選手を寄せ付けなかった。晴山は父が塾長を務める「晴山塾」で4歳から空手を始め、兄は07年の第1回大会でHIROYAを破って初代王者になるなど、格闘技エリートだ。世界王者が目標という晴山は「兄ちゃんに並びたいのはある。やるからには絶対に優勝します」と、まずはK-1甲子園史上初の兄弟王者誕生を誓った。Bブロックは佐々木涼助(サレジオ高専3年)が制した。決勝大会は11月20日に東京・ディファ有明で、K-1甲子園単独で開催予定。