WBA世界スーパーバンタム級6位で世界に初挑戦する下田昭文(26=帝拳)が11日、都内のジムで12回のスパーリングを敢行した。31日の王者李冽理(横浜光)との対戦に備え、3人を相手に試合を想定した実戦。「だいぶ疲れてきた」と話しながら、持ち味の左ストレートを何度も見舞った。試合が3週間延びた分、スパーは既に141回。葛西トレーナーは「格段に成長している」と期待を口にした。