セミファイナル(第8試合)でプリンセスタッグ王座戦が行われ、挑戦者組の白昼夢(渡辺未詩&辰巳リカ)が王者組ジ・インスピレーション(ジェシー・マッケイ&キャシー・リー)に勝利。20年11月に王座陥落して以来、約5年半ぶり2度目の戴冠(たいかん)を果たした。インスピレーションは2度目の防衛に失敗した。
試合前、未詩&リカが記者会見の時に製作した“インスピレーション人形”を2人にプレゼント。やたらとデコレーションされた人形を見たジェシー&キャシーが「ばかにしてるの?」とばかりに人形を投げ捨てて試合がスタートした。
序盤は息の合ったインスピレーションのインサイドワークの前に苦戦を強いられた白昼夢だったが、未詩がキャシーをジャイアントスイングでぶん回すなど、中盤以降は本領発揮。最後は12分53秒、合体技の白昼夢(デイドリーム)エタニティ(未詩がカナディアン・バックブリーカー、辰巳がドラゴン式ツイスト・オブ・フェイト=ネックブリーカーをかける技)で未詩がキャシーから3カウントを奪った。
試合後には瑞希&高見汐珠が現れて、白昼夢に挑戦を直訴。汐珠が「タッグトーナメントから瑞希さんと組むことになって、そこから今いっぱい一緒に戦ってて、もともと好きで楽しかったプロレスが毎回、毎試合どんどんもっと好きで、もっと楽しくなってます。だから今、挑戦したいです」と言うと、かつて瑞希に公開告白もしたことがあるリカがジェラシーから過剰に反応した。
リカは「私は2人のタッグを認めてないんですね。でもまあ、今日、白昼夢が勝つと思って、白昼夢と戦いたくて来たんだよね? だろ? でしょ? ということなら、戦ってあげてもいいよって思う。だけど、私たちが初防衛戦勝ちます。それで、終わらせる! このタッグを私が終わらせる!」と宣言した。
すると瑞希は「私は汐珠と今を生きるって決めたから。そのベルトと、まあついでにリカさんのハートもかっさらっていこうと思います」と“出会う人間すべて狂わせるガール”の異名の通り、小悪魔的発言でここでもリカを翻弄(ほんろう)しようとした。
すると未詩が「ダメだよ、だまされないで!」とリカの目を覚まそうとし、「6月7日、後楽園ホール大会でこのベルトを懸けて闘うのはどうでしょうか?」と挑戦を承諾した。
リカはバックステージでも汐珠のことをボロクソで「汐珠は未詩のファンだったんじゃないの? 未詩と組みたいんじゃないの? 本当は。瑞希さん、瑞希さんって、あれはウソなんですよ。まやかしのタッグだから。ウソだらけのタッグだから。本物の私たちがぶち倒そうと思います!」と必勝を誓っていた。

