メインイベント(第9試合)でプリンセス・オブ・プリンセス王座戦が行われ、王者の荒井優希(27)が20分38秒、Finally(かかと落とし)で挑戦者の遠藤有栖(28)から3カウントを奪取。2度目の防衛に成功した。
この日、デビュー5周年の記念日を迎えた荒井は、デビュー戦(荒井&渡辺未詩VS伊藤麻希&遠藤有栖)でも戦った有栖と激突。普段は親友同士の2人だが、強烈なエルボーを打ち合い、荒井がビッグブーツをたたき込めば、有栖が打点の高いドロップキックを見舞うなど、一進一退の攻防が続いた。
その後、荒井はキャメルクラッチで捕らえられ、さらに雪崩式水車落としを浴びてピンチに陥った。だが有栖の得意技、什の掟はさせず、逆に雪崩式フルネルソンバスターで有栖をマットにたたきつけた。
終盤、荒井が有栖の手をつかんだままビッグブーツの連打。すると有栖は荒井のFinallyをかわしてスーパーキックを連発した。荒井は再びキャメルクラッチでつかまり、そのまま丸め込まれたがこれはカウント2。荒井は什の掟をさせずに着地すると、有栖の背後からFinallyをたたきこみ、新人賞(ジャンピング・ビッグブーツ)からとどめのFinallyにつなげて勝利した。
荒井は試合後のマイクで「有栖ちゃんは、荒井のことを“主人公”って言ってくれて。プライベートでも言ってくるじゃん。でも、これ言っちゃうと気持ち的に弱くなっちゃうと思って言えなかったけど正直、荒井はずっと有栖ちゃんが輝いて見えてるし、荒井の世界では有栖ちゃんも主人公だよ」と有栖をたたえた。そして「これからも、何回も、何百回もこのリングで、プライベートでも、交わろうね」と有栖へメッセージを送った。
そして荒井が今後の防衛ロードへの抱負を述べていると、上福ゆきが登場。「私さぁ、タッグのベルトを落としてからさぁ、私って何のために東京女子プロレスで一生懸命プロレスやってんだろう? って、めっちゃ考えたわけ」と話し、プロレスをやっている理由についてまさかの「アンチエイジング」と断言した。
上福は「私さぁ、正直ベルトってもの自体に興味はないし、シングルマッチもめっちゃ嫌いだし、タイトルマッチとか論外なんだけど、でもそういう目標とかに向かっている時の自分って、めっちゃ美しいんだよね。だから、これからあのベルトにプロレスラー人生初めて挑戦する」と一方的に王座挑戦を宣言。荒井も「アンチエイジングって言葉に驚いてるんですけど、もちろん荒井で良ければ上福さんの初挑戦の相手やりたいです」と話し、6・7後楽園大会での対戦を了承した。
バックステージでも「(アンチエイジングは)まだちょっと考えてなかったんですけど、帰りにサプリ買います。分かんないけど(笑い)」と話した荒井に対し、上福は「あの子、いくつでしたっけ? 27? もう始まってるから。そうやってあぐらかきすぎ。すぐやった方がいいから」と話し、「早く寝ないと肌に悪いから」と早々と後楽園ホールを後にした。

