WBC世界スーパーバンタム級王者・西岡利晃(35=帝拳)が5日、「(世界6階級王者の)パッキャオ2世」と呼び声の高いWBO同級王者ノニト・ドネア(29=フィリピン)との団体統一戦を熱望した。この日、ドネア-バスケス・ジュニア戦のWBO世界同級王座決定戦を中継したWOWOWのゲスト解説を務めた。西岡は「(ドネアが)勝ってくれたことで対戦の可能性は高まった。これで(WBCとWBOの)団体統一戦にもなる。ワクワクします」と笑みを浮かべた。
昨年10月、日本人世界王者で初めて本場の米ラスベガスで7度目の防衛戦に成功した。その直後から「頂上決戦をしたい」とドネアとの対戦を望んできた。昨年2月、長谷川をKOしたモンティエルを失神KOに追い込んだ映像などを見て研究。今は、はやる心を抑えるため、逆に練習中はドネアのことを意識しないようにしているほどだ。
交渉が順調に進めば、7月にも米国で、4階級王者ドネアとの団体統一戦が行われる。もっともドネアはこの日の試合で左拳を負傷。西岡以外にも、WBA同級王者ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)世界5階級王者ホルヘ・アルセ(メキシコ)も対戦候補に挙がる。まだまだスーパーファイト実現まで紆余(うよ)曲折はありそうだが、万全の準備で、その時を待つ。【田口潤】

