<プロボクシング>◇18日◇米テキサス州

 元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者の石田順裕(36=グリーンツダ)が、世界的強豪に敵地で完敗した。元世界2階級王者ポール・ウィリアムス(30=米国)と対戦。日本人選手としては異例のメーンイベントで奮闘したが、ジャッジ3者がフルマークと1ポイントも奪えず判定負け。「ラウンドごとの少しずつの差が、最後は大差になった。手ごたえもあったし自信になった」。試合後には元世界6階級王者で現在プロモーターのデラホーヤ氏に話しかけられる場面も。「やめる気なんてない。次も海外で」と現役続行を明言した。