総合格闘技のDREAMが、大みそか興行での「一極集中開催」を検討していることが4日、分かった。昨年末に「元気ですか!!大晦日!!」を開催し、7月末にも今年の第1弾興行を行う計画だったが、DREAMに運営業務を委託していた主催のFEGが倒産。ファイトマネーなどの立て替え分が未回収となり、経営基盤や興行内容の見直しを優先する方針を固めた。

 この日、総合格闘技サミット(シンガポール)から帰国した笹原圭一イベントプロデューサー(EP)は「活動は休止しない。アジア市場を見据えつつ経営環境を整え、大みそかへの準備を進めている」と話した。既に、さいたまスーパーアリーナを会場に押さえており、FEGに代わって単独主催となる見込み。