IGFのアントニオ猪木会長(69)が6日、東京・東麻布のキューバ大使館で会見した。ロンドン五輪に出場する北京五輪柔道100キロ超級銅メダルのオスカル・ブライソン(27)らキューバ柔道代表選手に、茨城・龍ケ崎の流通経大を合宿所として紹介した。ラウル・カストロ国家評議会議長からの親善勲章を授与された。猪木会長は「日本の選手に金メダルを取らせたいが、勝負の世界。4年に1度の五輪に力を集中させて最高の栄誉を得てもらいたい。五輪後はプロとして世界の舞台に立つこともあると信じている」とスカウトにも意欲。ブライソンは「猪木会長の経験を教えてもらいたい」と話していた。