WBC世界スーパーバンタム級名誉王者西岡利晃(36=帝拳)が27日(日本時間28日)、米カリフォルニア州で、世界4階級制覇王者でIBF&WBO同級王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対面した。10月13日、3団体の王座を懸けた歴史的な統一戦を前に開催地で、ドネアとともに記者会見に臨んだ。

 真の頂上決戦に挑む2人が初めて顔をそろえた。西岡は「お互いベストコンディションで、ベストファイトを見せよう。勝つのは自分だ」と和やかな雰囲気の中でも、一瞬ピリッとした表情を見せた。出発前に顔と名前をアピールしたいと話していた通り、十分な存在感を示した。

 昨年10月、米ラスベガスで7度目の防衛を飾ると、その後はドネア1本に標的を絞ってきた。先月には米国に乗り込んで直談判までした。対戦決定前から常にドネアを意識して練習し、先週からはスパーリングも始めた。「今は楽しみしかない。最高の状態に仕上げたい。集大成になる」と続けた。

 一方のドネアも「オレの左フックか、彼の左ストレートか。最強といわれる彼より、強いことを証明する」と譲らない。1カ月半後のビッグマッチへの機運は高まり始めた。