元WBA世界ミニマム級王者の八重樫東(29=大橋)が2階級制覇を成し遂げ、WBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(23=井岡)へのリベンジ舞台を整える野望を掲げた。4月8日、東京・両国国技館でWBC世界フライ級王者・五十嵐俊幸(29=帝拳)に挑戦する八重樫は15日、静岡・伊東市での合宿を公開。所属ジムの大橋秀行会長(47)は「八重樫が世界王座に返り咲き、3階級制覇を狙う井岡君を迎え撃ちたい」とのプランを明かした。
師匠の提案に八重樫が声を弾ませた。「そうなったら面白いし、リベンジしたい」。昨年6月、井岡とWBA・WBC世界ミニマム級団体統一戦で判定負けした悔しさが胸に残っている。五十嵐からWBCフライ級ベルトを奪取すれば、近い将来、3階級制覇を目指して同級に上げる井岡の挑戦を受けることが可能。その野望を掲げることで、さらなる気合が入った。
また彩夫人(29)との間に第3子を授かり、9月中旬に誕生予定。発奮材料が多い八重樫は「稼がないといけない。生まれてくる子供に、世界ベルトを見せたいです」と気持ちを高揚させていた。【藤中栄二】

