日本ボクシングコミッション(JBC)は18日、WBO(世界ボクシング機構)とIBF(国際ボクシング連盟)を世界戦の認定団体として承認、加盟すると発表した。同日、都内のホテルでWBOのフランシスコ・バルカルセル会長(64)同席のもと承認加盟会見を開催。4月1日からWBOと同時にIBFも承認、加盟することを正式発表。また日本プロボクシング協会の大橋秀行会長(47)は、大橋ジム所属の日本ライトフライ級5位・井上尚弥(19)が日本人初のWBO王者になるよう動く考えを明かした。
WBOのバルカルセル会長は、待望の日本で承認された喜びを素直に表現した。「日本には多くの一流選手がいる。今や65カ国の加盟国があるWBOだが、日本の加盟なくして世界の団体にはなれないと思っていた」と感慨に浸った。さらに同会長は「日本にはプエルトリコ、メキシコと同じように良い選手がいる印象。1年後には私がWBOの中で一番日本に詳しくなっているはず」と、日本マーケットを重要視していく方針を示した。
今回は4月1日からWBOを承認加盟する会見だったが、JBCの秋山弘志専務理事はWBOと並行してIBFとも同時期の承認加盟することを明かした。既に日本人9選手がWBOランキングに入っており、アジア・太平洋を担当するレオン・バノンショ氏が今後も積極的に日本人をチェックしていくという。日本プロボクシング協会の大橋会長は「1日も早く日本人のWBO王者を誕生させたい」と宣言。その候補に自ら指導するアマ7冠の井上の名前を挙げた。
同会長は「井上を日本人最初のWBO王者にさせたい」と強調した。井上の階級となるWBO世界ライトフライ級王者はドニー・エニテス(フィリピン)となるが「狙っています」と口にした。またWBC世界スーパーフライ級王者佐藤洋太が所属する協栄ジムの金平桂一郎会長も「(WBO同級王者)ナルバエスとチャンスがあればやらせたい」と意欲的だった。2団体の承認、加盟で世界戦の日本開催が、さらに活発化しそうだ。


