WBA世界ライトフライ級王者の井岡一翔(24=井岡)が「鉄の心臓」でKO勝利を狙う。同級2位ウィサヌ・ゴーキャットジム(29=タイ)との初防衛戦は明日8日、大阪・ボディメーカーコロシアムでゴング。6日は大阪市内で予備検診に臨み、1分間の心拍数が「39」を記録した。
6回TKO勝ちした昨年大みそかの王座決定戦より14低く、世界戦自己最少タイ。マラソン選手など持久力を必要とするアスリートは、40前後の心拍数とされており、豊富なスタミナが実証された形だ。井岡は「やることをやってきた。数字は気にしない」とサラリと応じたが、毎日欠かさず実行する朝10キロと夕方4キロのロードワークで、心臓が強くなっているのは明らか。父一法トレーナーは「走り込みは昔から続けてきましたから」とうなずいた。
この日は挑戦者ウィサヌと初対面。「自分自身のコンディションを整えるだけ」と、心の波も生じなかった。検診後はジムで約2時間半、体を動かして体重はリミットを250グラム下回った。体調は万全。KO防衛へ「チャンスがあればいつでもいきたい。期待に応えるだけです」と自信をみせた。【木村有三】

