<プロボクシング:東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦>◇15日◇東京・後楽園ホール◇観衆1220人

 東洋太平洋フェザー級王者天笠尚(28=山上)が同6位竹中良(29=三迫)を12回TKOで下し、3度目の防衛に成功した。敗色濃厚で迎えた最終12回、連打で2度目のダウンを奪ってレフェリーストップ勝ちし「倒さないと勝てないと思って強いパンチを打つことだけを考えた」。

 6月にプロ初黒星を喫したモデルボクサー高野人母美(ともみ、27=協栄)はタイ人選手との再起戦に4回TKOで勝利。「勝てたことはうれしいが、緊張で手数が出なかった」と反省した。