◆薬師寺保栄-辰吉丈一郎

 WBC世界バンタム級の王座統一戦として、94年12月4日に行われた。王者薬師寺と暫定王者辰吉は試合前から舌戦を繰り広げ、試合は判定で薬師寺が勝利。テレビ視聴率は関東地区で39・4%を記録した。

 ◆飯田覚士-井岡弘樹

 98年4月29日、WBA世界Sフライ級王座戦として実現。人気テレビ番組出身の飯田と、元世界王者で知名度の高い井岡の対戦は世間の関心を集めた。試合は判定で飯田が勝利し初防衛に成功。

 ◆畑山隆則-坂本博之

 WBA世界ライト級王者畑山の初防衛戦として00年10月11日に行われた。少年時代を養護施設で過ごすなど苦労を重ねた坂本の世界挑戦に、会場の横浜アリーナには1万6000人が詰めかけた。試合は畑山が10回KO勝ち。