日本相撲協会は29日、春場所(3月13日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。

 幕下15枚目格付け出しデビューから、丸2年で新入幕を果たした大翔丸(24=追手風)は、堺市内の部屋で会見を開き「うれしいです。新十両のときに1場所で幕下に落ちて悔しかった。そこから地道にやってきて、こういうふうになれた」としみじみと話した。

 大阪市平野区出身で、ご当所場所での出世に喜びもひとしおだ。身長は175センチと体は大きくはないが、押し相撲には威力がある。身長171センチで同じく押し相撲の豪風を尊敬しており「どんな感じか、肌で感じてみたい」と対戦を熱望していた。