東前頭筆頭の琴勇輝(24=佐渡ケ嶽)が今場所初めて白星を先行させた。

 場所前に出稽古に来た西前頭筆頭の高安(26=田子ノ浦)を押し出して3連勝。「踏み込みが良かったし、次の手、次の手が先手先手で行けたのが良かった」と振り返った。

 前日で3横綱3大関(同部屋の琴奨菊を除く)との上位戦を終えた。だが、気が楽になったかというと違う。「上位はみんな強い。自分の形を持って、持ち味がある人たちが上がってきている。自分は何も考えず、思い切って当たるだけです。気を抜いちゃいけない。『上位戦が終わった』と周りに言われるが、場所は終わっていないので」。

 前半戦の快進撃で気を緩めて守りに入るつもりは、さらさらない。「攻める相撲が『琴勇輝』。攻めがなくなったら、僕じゃないですから」と力強く語った。