4カ月前の興奮再び…。大相撲夏場所の初日を翌日に控えた7日、会場の東京・両国国技館で優勝額の贈呈式が行われた。年に3度の東京場所ごとに2枚が取り換えられ、初場所優勝の大関琴奨菊(32=佐渡ケ嶽)と春場所優勝の横綱白鵬(31=宮城野)が出席した。
国技館2階席上方には東西南北の四方に各8枚、合計32枚の優勝額が掲げられている。06年初場所で優勝した栃東(現玉ノ井親方)の優勝額は12年初場所前の掛け替えで、取り外された。日本出身力士の掲額はこの栃東が最後だったため、4年4カ月ぶりに日本出身力士の優勝額が、日の目を見ることになった。
地元・福岡の柳川後援会から贈られた、青の化粧まわし姿でデザインされた優勝額を目にし「想像していた以上に大きかった。本当に、すごいことをしたんだなと思う。光栄なことで、しっかり胸に刻みたい。昔、見ていた優勝額が、現実の物として自分の姿で見ることが出来て、うれしい」と話した。この喜びを再度、経験するためにも「もう1回、この気持ちを味わうのは自分(の力で)しか出来ない。頑張れば手が届くところにいる。頑張って結果を出したい」と奮い立たせた。
もっとも初日は目前。優勝翌場所の春場所は8勝7敗とふがいないものだったこともあり「夢のようですが、明日から始まります。気持ちをあらためて、やるべきことをやって何回も(優勝を)続けられるように自分を高めたい」と引き締めることも忘れなかった。

