関脇勢(29=伊勢ノ海)が、西前頭筆頭の宝富士(29=伊勢ケ浜)に寄り切りで敗れ、9敗目を喫した。相手十分の左四つの体勢をこらえ続け、最後は得意の右からの小手投げで崩したかに見えたが、勢の足が先に土俵を割っていた。

 「足が5センチ中にあったか、外にあったかの違いなので。左四つでも食い止められたし」と悔しい惜敗を納得しようとしつつ「どうしても気持ちの面が慌てる」と反省。「いい経験してますよ。最後まで取り組みます。勝ち負けだけじゃなく、中身が大事」と、千秋楽までの“全力投球”を誓った。