日本人初のUFC王者を目指すフライ級3位の平良達郎(26=THE BLACKBELT JAPAN)が決戦への準備を整えた。9日(日本時間10日)、米ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャルセンターで開催されるUFC328大会に参戦。同級王者ジョシュア・ヴァン(24=ミャンマー)に挑戦する。8日(日本時間9日)には、同会場で公式計量に臨み、両者そろってリミット125ポンド(約56・69キロ)でクリアした。

日の丸旗を持参し、ファンの前に姿を見せた平良は、UFCデイナ・ホワイト社長立ち会いのもと、フェースオフ(にらみ合い)展開。壇上でインタビューを受けた平良は「準備は万全。自分が最強と証明するためにやってきた。ベルトを日本に持ち帰る」と宣言し、ファンの集まった会場をわかせた。

その後、UFCのSNSを通じても「明日は楽しむだけ。明日は楽しんで、日本にベルトを持って帰ります。AND NEW!」と強い意気込みを示した。過去、日本勢では宇野薫、桜井“マッハ”速人、岡見勇信、堀口恭司、朝倉海がUFC王座に挑戦したが、全員が敗退している。平良が「負の歴史」を断ち切るつもりだ。

ヴァンとの対決はミャンマーVS日本というUFC王座戦では初めてとなるアジア勢同士の対決。また00年代生まれ同士の対決もUFC王座戦では初めて。「新時代到来」と言われるカードとなる。当初は4月11日、米マイアミのカセヤ・センターで開催されるUFC327大会で組まれていたカードだったが、王者ヴァンの負傷のために約1週間前に1カ月後の延期が発表。米コロラド州デンバーで合宿していた平良は、そのまま同地に残って最終調整していた。