大関豪栄道(30=境川)が平幕玉鷲を寄り切りで下し、14連勝で涙の初優勝を決めた。

 -初優勝です

 いろんな人に支えられて今日がある。その人たちに恩返しできたと思います。

 -つらい日とは

 大関に上がって、なかなか思うように勝てなくて。まあ、いろいろね。

 -今場所の良さは

 自分の右四つになる相撲が多かったのが勝利に結びついた。優勝を意識したのは10日目を過ぎたあたりから。

 -重圧は

 昨日勝って、周りは優勝が決まった感じだったけど、僕は不安でいっぱいでした。勝負事は最後まで何があるか分からないので。

 -大関としての2年は

 大関として十分な勝ち星を挙げられない場所ばかりだったので。本当に自分自身情けない思いが常にありましたね。

 -明日はかど番では初の全勝優勝もかかる

 最後しっかりいい相撲を取って締めたいです。

 -30歳での優勝は

 うれしいのひと言。

 -長かったか

 あっという間やね。

 -取組後は豪栄道コールが起こった

 感謝です。

 -かど番からの優勝

 浮き沈みが激しい人生なんで。