日本相撲協会は1日、大相撲夏場所(14日初日、東京・両国国技館)の新番付を発表し、小柳改め豊山(23=時津風)が、三段目付け出しデビューした力士では初めてとなる、新入幕昇進を果たした。

 同郷・新潟県出身の先々代時津風親方(元大関)、先代湊親方(元小結)が名乗った「豊山」を引き継ぐことも決まり「自分の新しい豊山像を作っていけたらいいと思います」と抱負を口にした。新潟県からは11年春場所で引退した元小結霜鳳以来、6年ぶりとあって「テレビて見てもらうチャンスが増えるので皆さんの声援に応えられるように精いっぱい頑張りたいです」と話した。