[ 2014年6月9日12時31分 ]サンパウロ日本人学校のこどもに肩を組まれて記念撮影する本田(撮影・松本俊)

 W杯に臨む日本代表は8日(日本時間9日未明)、ブラジル・イトゥ市近郊で初練習を行った。前日7日(同8日)にW杯の舞台となる現地入りしたばかり。

 この日の練習は報道陣だけでなく、一般にも公開され、現地在住日本人ら約5400人のサポーターが集まった。

 上空にはヘリコプターが旋回。選手らが姿を見せると、本田コールが沸き起こった。日本人学校の子供たちとも交流を図り、練習ではシュート特訓から、11対11のミニゲームまで行われた。黄色のビブス組のトップ下には6日ザンビア戦で劇的決勝弾を決めたFW大久保嘉人(31=川崎F)が入り、もう一方のチームのトップ下にはFW本田圭佑(27=ACミラン)が入った。

 練習後には本田らがサインをするなどしたため、ファンが殺到してパニック状態になった。

 約1時間半の練習を終えると、白バイ6台とパトカー2台に先導されて宿舎ホテルへと戻った。

 サッカー王国ブラジルで、日本代表は熱狂的な歓迎を受けた。