選抜総選挙1位になった指原莉乃のスピーチ
まさかこんなにすてきな景色をもう1度見られると思っていませんでした。「自信ある」「1位になりたい」といろんなところで言っていたものの、昨日の夜、1人になった時、もし1位じゃなかった時、ワイドショーにどうやったら取り上げてもらえるだろうかとか、いろいろ考えたんですけど。
まず、皆さんにお礼を言わせてください。投票してくださった皆さん本当にありがとうございます。
そして、普段はHKTのメンバーのみんなにお礼を言う機会が少なくて。さっき2位の発表の前、不安で何となく振り向いた時、「大丈夫です。私たちがいます」と言ってくれたメンバー。普段は恥ずかしくてこんなことは言えませんが、みんなは私の大事な大事な宝物です。本当にありがとう。
まだ、頭の中で整理はできていませんが、自分の話をさせてください。私はAKBグループの中でもかなり特殊な存在です。そんな私でも大分県で学生をしている時は、自分のことをまあまあカワイイと勘違いしていました。
ですが、芸能界に入って、AKBに入って、なかなかセンターになれない私はどうやったらセンターになれるかとずっと考えていました。
前田敦子さんや大島優子さんのようになれるのか、考えたけどなれませんでした。私は開き直りました。指原莉乃をやり通そうとそう決めました。
私はブスで貧乳でいいところが本当に少ないです。(観客が『そんなことないよ』と叫ぶと)お決まりのせりふ、ありがとうござます。いいところのない私は開き直って2年前、1位になることができました。でも、その1位はスキャンダルからの大逆転、HKT48の立役者、AKBのストーリーに支えられての1位とずっと思っていました。いつか私もみんなみたいに指原莉乃として評価されたい、そう思っていました。
AKBグループにはかわいい子がたくさんいます。今年は、こんな自分に自信のない指原が1位になることができました。
全国の自分に自信のない皆さん、私のようにいじめられて、引きこもりになって、親にたくさん迷惑をかけてしまった皆さん、日の当たっていない皆さん、私はもう1度、1位になることができました。
奇跡の1回ではなく、自分が1年頑張ってきたことを評価されての1位だと信じています。私は落ちこぼれです、選ばれた人間ではありません。全国の落ちこぼれの皆さん、私の1位を自信に変えてください。
あの日、私に力をくれたアイドルのように、私も皆さんの力になれることが一番うれしいです。今日は本当にありがとうございました。
最後に1個。いつものやつ、やっていいですか? これからもAKBグループを応援してくれるかな~っ?
(会場から)「いいとも!!」
ありがとうございます。満足です。
これから、もっと、もっと、もっと、もっと、最強の、決して落ちぶれているわけじゃないAKBを作っていきましょう。
たかみなちゃん。いつも、いつも本当にありがとうございます、ふざけてばかりでごめんなさい。大好きで尊敬している先輩です。
これからは、私が頑張りますと言いたいところですが、私は力不足なので、全てを横山に託して、私も引っ張れないと思うので、私も先が長くないと思うので、短い間ですが、頑張りたいと思います。