AKB48との兼任経験もあるNMB48創設メンバー、小谷里歩(21)が4日、大阪・NMB48劇場で卒業公演を行い、芸名「三秋里歩(みあき・りほ)」に改名して芸能活動をすることを発表した。

 卒業セレモニーの最後の最後。「重大発表があります。私、小谷里歩は、今日で小谷里歩も卒業します」。芸名を記した紙を広げ、新たな名前を公表した。

 サヨナラ公演にしんみりしていた客席も、メンバーも一斉に「え~っ!」。キャプテン山本彩(22)は即座に「え? なんで? なんで? え? っていうか、どっちが名前? え?」と大混乱しながらつっこんだ。

 小谷は今後、女優、タレントとして活動を続けるが、将来を考え、改名を決めたという。

 「NMB時代は『りぽぽ』と呼ばれて、それはしっくりきてたんですけど、これからは『小谷里歩さん』って紹介されるじゃないですか。全然、しっくりこなくて、名前を変えることにしました」

 芸名の由来には「親戚の名前です」。これには、今度は吉田朱里(19)が「ええ~、それでいいの?」とつっこんだ。ただし、小谷によると、占い師2人に姓名鑑定をしてもらったところ、とてもいい名前で「有村架純になれます」と言われたそうだ。

 「だから、舞台も決まりました」

 今月17~20日、東京・新宿村LIVEで舞台「アンジェラ」への出演が決まったと報告。小谷は「これからも皆さんに会える機会が増えるように頑張りますので、よろしくお願いいたします」と頭を下げた。

 山本は「りぽぽの卒業、実感なかったけど、次々と決まってて、なんか“いい実感”がわいてきて、うれしい」と言い、「これからもNMB48、そして、三秋里歩…をよろしくお願いします」と締めたが、やっぱり「しっくりこない」とポロリ。ただし、客席からは「りぽぽ」コールに代わって、「みあき」コールが起こっていた。

 「りぽぽ最後の公演」はほとんど涙もなく、笑いに包まれて終了。卒業セレモニーには、AKB48へ移籍した小笠原茉由(21)も駆けつけ、山本、岸野里香(21)山口夕輝(22)の5人で、非公式ユニット「俺ら」のオリジナル曲「俺らとは」を披露した。