NGT48が19日、AKB48劇場で出張公演を行った。演目は「パジャマドライブ」で、今月5、6日の名古屋・SKE48劇場での出張公演に続く、憧れの秋葉原のステージでメンバーが躍動した。

 中井りか(19)は「AKB48劇場で公演できることがすごくうれしい。同時にすごく緊張していて、このあと何をしでかすかわからないですけど、温かく見守ってくれたらうれしいです」と話した。

 AKB48から移籍し、慣れ親しんだ舞台へと戻ってきたキャプテンの北原里英(25)は「秋葉原に帰ってきました~!」と絶叫した。「一番多く立っているこの劇場に、いつもと違うメンバーと立っていて不思議な気持ちですが、逆に一番フレッシュに頑張りたいと思います」。

 バイトAKBとして14年8月から半年間活動し、NGT48メンバーとしてこの日の公演に出演した西潟茉莉奈(21)荻野由佳(17)清司麗菜(15)の3人も思い出を口にした。西潟は「バックダンサーや前座ガールズとして出演していました。劇場に来たときに、ちょうど北原さんが歯磨きしているところに遭遇したんですよ。それが初対面で、まさかその時はNGTができるなんて思っていなかったし、まさか正社員になれるとは」と笑わせた。

 グループ加入前に劇場公演を見に来たことがあるという荻野も「研究生公演とチーム4の『アイドルの夜明け』公演を劇場でみたことがある。1列目に座ったことがあるんですよ。このステージで私の大好きな『初日』が歌えることが幸せで、一生の宝物です」。

 MCでは「新潟のいいところ」などをテーマとし、本間日陽(17)が「新潟は冬も雪が降ったりするからあまり乾燥しない」とアピールするなど、新潟についても存分にPRした。太野彩香(19)は「NGTのことを知らない方もいると思うんですけど、この公演が終わるころには新潟市への移住を検討いただけるように頑張ります」と意気込んだ。

 この日は昼公演のアンコールでAKB48の「LOVE TRIP」、夜公演のアンコールで「佐渡へ渡る」を披露するなど、公演ごとにセットリストを変えて盛り上げた。加藤美南(17)は「東京から新潟までは新幹線で2時間で行けちゃうんです。なのでみなさんの2時間をください。よろしくお願いします」と呼び掛けた。

 NGT48は20日も同地で昼夜2公演を行う。