糖度18度以上というメロン並みの甘さが特徴のブランドとうもろこし「嶽きみ(だけきみ)」が、収穫・販売の最盛期を迎えている。青森県弘前市の岩木山山麓に広がる嶽高原で生産されているとうもろこしで、テレビなどで紹介され、入手困難な人気で知られる。

 甘さの秘密は嶽地区の昼と夜の寒暖差にあり、夜間の冷え込みから身を守ろうとして甘みをたくわえる。収穫は8月中旬ごろから始まり、9月下旬までがシーズンとなる。この時期には周辺農家による直売所が人気になるのはもちろん、ネット販売でも予約が殺到している。最近は嶽きみオーナー制度も始まっているほか、ソフトクリームやロールケーキなどの加工品も人気だ。

 初めて食べた人は誰もがびっくりするという嶽きみ。興味がある人はぜひ味わってみよう。