22日に肺がんたのため死去したアイドルの丸山夏鈴さん(かりん=享年21)の公式ブログに「今はどうかゆっくり休んで、また元気な姿で生まれ変わってきてくださいね」などファンから哀悼のコメントが相次いでいる。

 丸山さんは福島県出身で2012年から芸能活動をスタートさせ、今年2月に歌手としてシングルを発売。これまでに7回の脳腫瘍摘出を行い、今年2月5日の日本テレビ系報道番組「news every.」で“ガンと戦うアイドル”として特集され、その際、脳腫瘍の一部が肺に転移し肺癌の治療中である事を公表した。

 4月には、ブログに声帯全摘出を告白した音楽プロデューサーのつんく♂(46)に対し「もう歌うこともできない、話すこともできないと思うと胸が痛いです」と同じガンと戦う者として思いをつづっていた。

 丸山さんの“最後”のエントリーとなったのが今月14日。その時は退院報告をし、「みんなの前ではアイドルでいたいけど、ガチ病人からの復帰はまだまだ時間がかかりそうです。時間なんて本当はないのに」と苦悩を明かしていた。

 その最後のエントリーに対し、ファンから「今はどうかゆっくり休んで、また元気な姿で生まれ変わってきてくださいね」「最後更新された動画も見ました…かりんちゃんのアイドル姿を、生で見たかったよ・・・丸山夏鈴の名前忘れないよ!」「お疲れ様。生まれ変わってもアイドルになってね。またファンになるからさ。御冥福をお祈りします」など哀悼のコメントが相次いでいる。

 また、お笑いトリオ、安田大サーカスのクロちゃん(38)も23日、自身のツイッターを更新し、「丸山夏鈴さん、最後の最後までアイドルだったと思います。ラジオに来ていただいて、しゃべってると、どんな状況でも努力してて本当に凄いと思いました」と偲び、「丸山夏鈴さんのライブを生で観てみたかったです。ご冥福をお祈り申し上げます」と哀悼の意をつづった。